
スタジオ開設10周年記念イベント
第1回コントーション・フェスティバル
The 1st Contortion Festival in Japan


目的
芸術的な曲がり — モンゴルの美しき民俗芸能
日本初、本格的なコントーションの祭典!
2025年7月31日から8月2日の3日間、日本初のコントーションフェスティバルを開催します。
コントーション(モンゴル語:オランノガラルト=「芸術的な曲がり」)は、人間のからだが持つ柔軟性を極限まで追求し、美しい表現として昇華させたモンゴル伝統の身体芸術です。
モンゴルでは、馬頭琴や踊りなどと並ぶ民俗芸能として親しまれています。
このフェスティバルは、単なるパフォーマンスイベントではありません。
日本とモンゴルの文化の架け橋となり、「からだの可能性」と「表現の美しさ」を通じて、新たな価値観と出会いを創造する、特別な3日間なのです。
なぜ、今、コントーション・フェスティバルなのか?
2001年。当時高校生だった私は、交換留学先のモンゴルの大地で、初めてコントーションに出会いました。満点の星空のもと、ゲルの中で披露された驚きの曲芸。あのとき受けた衝撃は、今でも忘れることができません。
その後、2006年にまたモンゴルの地を訪れ、モンゴル国立民族サーカス学校で、コントーションを学ぶ機会に恵まれました。日本人で
帰国後、日本で唯一のコントーション専門教室を東京都新宿区に設立し、この10年間で多くの生徒たちがコントーションの魅力に触れてきました。
硬いと思っていたからだが変わる瞬間、新しい自分を発見する喜び、そして表現することの楽しさ。
生徒ひとりひとりの成長を見守る中で、この芸術が持つ力を確信しました。
教室設立10周年を迎える今年、モンゴルで発展したこの素晴らしい身体芸術をより多くの方に体験していただき、日本とモンゴルの文化交流を深めたい。
そんな想いから、このフェスティバルが生まれました。
モンゴルから、スペシャルゲストが来日
今回のフェスティバルでは、私の師匠であるオトゴー先生をはじめ、モンゴルから4名の一流コントーショニストが来日します。彼女たちは、代々受け継がれてきた伝統技術の継承者であり、同時に現代的な表現を追求するアーティストでもあります。
日本の皆さんは、本場モンゴルの「芸術的な曲がり」を、間近で体験する貴重な機会を得ることができます。これは、写真や映像では決して伝わらない、生の迫力と美しさに触れる、またとない体験となるでしょう。
「私には無理」「身体が硬いから」そう思っている方こそ、ぜひご参加ください。コントーションは、特別な人だけのものではありません。年齢、性別、経験を問わず、誰もが自分の身体と向き合い、新たな可能性を発見できるアートです。
フェスティバルでは、初心者向けのワークショップから、コントーション、デュオアクロバット、柔軟、倒立、ヨガ、さらにはモンゴル民族舞踊まで、多彩なプログラムを用意しています。「見る」だけでなく「体験する」ことで、身体表現の新たな扉が開かれるはずです。
文化を超えた、心の交流を
このフェスティバルが目指すのは、技術の披露だけではありません。
モンゴルと日本、ふたつの文化が出会い、お互いを理解し合う場を創ることです。
国は違えど、曲がる喜びは共通です。
参加される皆さんには、柔軟トレーニングを学ぶだけでなく、異文化への理解を深め、ひととひととのつながりを感じていただけることでしょう。
7月31日から8月2日の3日間、私たちと一緒に「芸術的な曲がり」の世界に入り込んでみませんか?
-コントーションスタジオ・ノガラ代表 もーこ